府中緊急派遣村

突然の解雇、退職強要、名ばかり管理職、サービス残業、生活保護申請、生活相談など、お気軽にご相談ください。住所、連絡先等はhttps://fuchuhakenmura.hatenablog.com/entry/10931955

第15次被災地支援報告①

9月23日(月・休)
 第15次福島派遣隊は、すべてのメンバーが、定刻通り出発しました。
 府中地元企業からの南相馬へのアイスクリーム200個のカンパも無事受け取り、東北道を北上中です。

9月24日(火)
【1】
活動初日は快晴。しかし、肌寒い。一番鶏は4時。はなちゃんの散歩は吉田さん、5時。昨夜は初参加の4名の自己紹介から始まり、民宿の方たちの真心のおもてなしに、一同感謝。
朝食は岡崎さんの大根おろしに始まり、摩利按世さんからのゆずみそをいただき、満腹。さあ、鹿島ボラセンで登録、カンパ渡し、指示書を受け取り、先ず小高デイサービスで木寺さん、的野さんグループが施術。森さんグループは小池原畑第三仮設で施術。吉田、岡崎ガレキグループは小高デイサービスで草刈り。写真を送ります。

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【2】
午前中の施術は二カ所合わせて24名。午後は、無事に樋渡さんが新幹線乗り継ぎで到着して、合わせて21名。ガレキの2人はあすなろデイサービスの草刈り。ボラセンで用意してくれた軽トラはなんと寄贈した車。まだ健在だった。全身草と泥と汗まみれを見て、鹿島ボラセンの風呂に入らしてくれる。
今なお仮設暮らしの方々は、施術の合間に交わす会話で、覚悟のような明るさと明確な怒りをもっている、と受付をするスタッフの感想。
ある方は、安倍のコントロール発言には福島全部が怒ったと言う。またある方はオリンピックより福島、原発と怒る。
一同12名は民宿に戻り樋渡さん歓迎の宴。
施術者からは、避難者や原発周辺の地域の状況が困難を極めるなか、こうした施術をつづけるだけでいいのか、と悩みも出される。
ひとつのことを続けることの大切さと、前面に出る施術者たちの責任の重さをたえず確かめながらまた、次を考えたいと実感した。
ともあれ、わらで焼いたかつおとさんまの炙りのうまいこと。

【3】
本日、ガレキ隊2名は、午前の草むしりに続き、午後からのビラまきを終え、鹿島のデイサービス施設の草刈り隊を無事終えました。