台風の心配もなくなり、今回の支援目的の、マッサージ支援と鹿島区の草取り、砂利まきメンバー8人は、予定通り出発し、羽生SPで休憩中です。森居さんは、ログハウス補修用の大工道具を持参の参加です。では行ってきます。
【7月12日】
支援初日は、眠れぬ夜でした。4時23分に強い地震があり、地域の放送で津波警報が出されています。幸い、宿泊の民宿は高台で柱の太い古民家なのでさほど揺れませんでした。しかし、2時半から番犬はなちゃんが鳴き続け、4時には鶏の緑ちゃんが一番鶏。もうろうとしたなかでの地震でした。
初日の施術会場はあすなろデイサービス、施術者3人と受付担当阿部さん、横田さんを送って、森居、吉田、松野は砂利まき会場へ。社協の青田さんがユンボやスコップなど用意し、ボラセン脇の駐車場のえぐれた場所を指示。砂利まきは経験あるのでユンボで穴を掘り、ネコで泥出し。さあ、砂利まきはじめと、その場には、なんと派遣村提供のあのオンボロ軽トラダンプが・・。他の軽トラは全部小高ボラセンに移動して鹿島区に残るはこれのみ。これだけはやんねえ、と青田さん。舛田さん提供の軽乗用車も、大切に維持されることでしょう。砂利まき風景は写真で。
午後も支援が二手に別れたので、マッサージ報告は横田さんにお願いしました。
横田さんからのメール
12日午前のマッサージ支援会場は、鹿島区にある、いきいきデイサービス「希望」。初めての場所です。ウイークデーは在宅のお年寄りや被災者が介護保険によるデイサービスを受けに訪れ、食事や入浴を楽しみます。この日は仮設住宅や借り上げ住宅で暮らす被災した24人のお年寄りが参加し、看護師の検診のあと、18人が的野さん、森さん、須永さんの施術を受けました。阿部さんは応対でフロアを忙しく行ったり来たり。横田は水分買い出しや、途中で見かけた「絆診療所」へ入り、院長らに挨拶、活動チラシを渡すなど結構早く時間が過ぎました。
マッサージをされたお年寄りのなかには、「ホレ、腕がこの通りよ」と両腕を左右に振り、上下させ、盆踊りの仕草まで思い出してにニッコリする人も。少しでも元気を回復、喜んでもらえたのがなによりでした。
午後は寺内第一仮設住宅における自主サロンです。スタートして30分、アッという間に14、15人の方が集会室へ。手芸しながらおしゃべりし、順番を待っていました。