【1】
小倉民宿にある福島民報社が発行した、東日本大震災ふくしまの30日、に収録されている新聞の一面には、3月13日以降すべて原発災害の記事で埋められている。そして、5日の福島民友の編集日記は、原発事故以来、放射線によって県民の生活は大きく変えられた。今も15万人が避難生活を続ける。忌まわしい数値による戸惑いと混乱。この2年間、状況は何も変わっていない。と結んでいる。あらためて原発企業、東電、政府の責任を問うと共に、小高、浪江と避難解除地域のボランティアに東電が関わることへの疑問がわいてくる。
鹿島区の仮設住民への支援はこれまで通り鹿島区のボラセンが担うという。
さて、支援最終日の朝は曇り。小倉さんご夫妻と、はなちゃん、三羽のコッコちゃんに見送られ、高見第一仮設集会所に到着。早くに自治会長さんが鍵開け、暖房を入れてくださり温かく歓迎していただきました。
最終日の高見第一仮設には早くついたのですが、自治会長さんが早々と鍵開けしてくださり、僕と吉田さんは個別訪問してお誘いしました。10名を施術。小高のガレキがないため調布から来たボランティアのAさんが施術順番待ちしている方々に似顔絵を書いて進呈。仏壇に飾ると喜ぶ方々。いろんなボランティアが可能と実感しました。最後は会長さんと施術を受けた方がお孫さんと一緒に見送ってくださいました。会長さんからは、おこわおにぎりとお菓子までいただきました。