府中緊急派遣村

突然の解雇、退職強要、名ばかり管理職、サービス残業、生活保護申請、生活相談など、お気軽にご相談ください。住所、連絡先等はhttps://fuchuhakenmura.hatenablog.com/entry/10931955

第8次被災地支援③

4月25日(水)①
 昨日午後は高見町仮設、11名を施術。ここは避難解除地域の小高の方が多く、線量や一時帰宅した時の様子など話題になりましたが、やはりそこで生活できない解除に何の意味があるのか、飛行機から調べた線量分布で実際が分かるのかなど皆さん悲痛な声でした。
 今日は最後の仮設です。西町仮設の前には除線残土が残されたままです。

イメージ 1 イメージ 2

イメージ 3 イメージ 4

イメージ 5 イメージ 6

4月25日(水)②
 最終日も快晴。
お世話になった民宿玄関前で小倉さんご夫妻と愛犬はなちゃんと摩里安世さんの詩画集を渡し記念撮影。とにかく美味しい料理でした。しかし、裏庭椿の下にある椎茸の原木に案内してくれたご夫妻は、見事に育った椎茸を手に、もう二度と料理も手土産にすることはない、800ベクレルもある、悔しいと手にした椎茸を原木に置いた。
西町仮設はボラセン近くで、18名を施術。みんな待ち望んでいるようで時間前から並ぶ。阿部さんが受付と順番、時間配分をテキパキとこなす。宮原さんがお茶やお菓子を机に並べ、自主サロンの出来上がり。18名を施術。3日間で97名を的野さん、森さんでマッサージ支援をできました。カンパを寄せてくださった皆さん、本当にありがとうございました。前後しましたが、今回、鹿島区ボラセンに寄贈したものは、
①3月17日集会の58563円
②的野、森さんからのカンパ 2万円③派遣村街頭カンパ 14005円
④府中モランボンさんからトッポギ22袋
以上でした。
 
イメージ 7 イメージ 8
 
イメージ 9 イメージ 10
 
イメージ 11


4月25日(水)③
 本日手の空いた高見、松野は立ち入り解除された小高に入りました。6号線を原発に向かい、取り払われた20キロ圏非常線を通過すると倒れた電柱、ガードレールに重なる車、ガレキと化した大型店舗、ガレキの山。昨日、仮設で一時帰宅した方々が深くため息をついた光景が眼前にある。時間は311で止まっているまま。漂う濃霧は陥没し海になった一帯から出たものだろう。連休には、観光会社のパック旅行ボランティアが大型バスで被災地に入るという話を聞いた。ボランティアも金儲けの対象となるのか。
僕らは第9次支援の約束をしてボラセンを後にし、帰路に。これで終わります。

イメージ 12 イメージ 13

イメージ 14 イメージ 15

イメージ 16