震災支援行動先発隊レポート1（2011年4月12日）

中緊急派遣村震災支援先発隊が、本日正午、府中を出発しました。

今日は、福島県郡山市の福島朝鮮初中級学校に立ち寄り、その後南相馬市まで行きました。以下は、先発隊から届いたレポートです。

 

本日18時、福島朝鮮初中級学校の具校長に、「南北コリアの子どもたちの絵画展」画集、府中派遣村の寄せ書き、チマチョゴリ友の会ニュースを手渡しました。

突然の訪問でしたが、たいへん喜んでくれました。震災以後、29人いた生徒が県外転居して21人に減ってしまったとのこと。

「福島原発事故の放射能を心配する保護者が多い中、昨日入学式をやっとできた。この元気をもらって父兄に頑張れと言いたい」と苦しい状況を何とか乗り越えたいとの思いが伝わりました。

22時、南相馬市災害ボランティアセンターに到着。

気温はどんどん下がっています。静かです。満天の星です。北斗七星がはっきり見えます。寒さに震えながらカップラーメン食べました。

途中、福島第一原発20キロ圏の立ち入り禁止区域まで行きました。警察車両が警戒しています。途中の人家は多くが

無人のようです。原発避難地域をリアルに感じます。

今夜は、災害ボランティアセンターの駐車場で車の中で寝ます。若いボランティアが大勢来ています。私たちも、明日朝からボランティアに入ります。

ではまた。