本日朝(5月6日)から9日までの日程で、府中緊急派遣村・震災支援行動第二次派遣隊が出発しました。今回は、軽トラック1台、ワゴン車3台、総勢20名の派遣となります。行先は、福島県南相馬市鹿島地区です。活動については、随時ブログで報告するので、ぜひお読みください。
●お礼
今回の支援行動に向け、府中市内外でカンパを呼びかけたところ、多数の方からご支援をいただきました。カンパの内容が、「被災者に渡してほしい」「派遣村の支援行動に使ってほしい」「支援物資を買って届けてほしい」など多岐にわたる上、派遣村の郵便振替口座や銀行口座に振り込まれた方、街頭でカンパ要請に応じてくださった方、さらには直接手渡してくださった方もあり、集計が済んでおりません。できるだけ早く詳細を報告いたしますがしばらくお待ちください。もちろん、全額、カンパされた方のご要望に沿って使わせていただきます。本当にありがとうございました。
●なぜ南相馬市なのか
先発隊の経験と報告から、被災地に支援の行き届かない場所があることがわかりました。中でも、地震と津波で町が破壊され、福島第一原発事故により市の半分が避難地域に指定された南相馬市は、放射能の脅威に日々さらされています。そのため、先発隊の派遣時には、震災支援が行き届いていないにもかかわらず、災害ボランティアセンターの方は「支援に来てほしいとはこちらから積極的には呼びかけられない」と、苦悩していました。