府中緊急派遣村

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2019多摩地域メーデー講演集会

★資本主義をぶっ飛ばせ!★
2019多摩地域メーデー講演集会
労働組合非正規労働者にどう向き合うのか?
〜東大5年雇い止めルール撤廃の経験から

【と き】 4月21日(日) 13:30開場 14:00開始 16:30終了予定
【ところ】 府中市市民活動センター・プラッツ6階第2会議室
京王線府中駅南口すぐ 再開発ビル「ル・シーニュ」6階
【資料代】500円
【講  師】佐々木彈(だん)さん
 東京大学職員組合執行委員(前委員長)・東京大学社会科学研究所教授。
 1966年東京生まれ。1989年東京大学経済学部卒業。1996年米Princeton大にて博士(経済学)取得。専門は法と制度の経済学。著書『統計は暴走する』(中公新書ラクレ)など。


 改正労働契約法施行によって、2013年以降、通算5年を超えて連続して契約更新すると、本人の申し込みによって無期雇用への転換が認められる。しかし、東京大学では2004年の法人化で有期雇用職員の更新上限が5年と定められてしまった。また、非常勤講師は直接雇用されず「日雇い」の身分のまま。「偽装請負」の実態で、労働者過半数代表選挙からも排除されていた。
 教職員組合は、「雇用の安定化」をめざす労働契約法改正の趣旨から逸脱している、と当局と交渉を行い、ついに有期雇用職員8,000人の5年雇い止めルールを撤廃させた。同時に、非常勤講師を直接雇用し更新上限を設けさせない成果を実現した。
 佐々木さんは「権利は主張しなければ獲得できない」「団交は声の大きさよりも当然の権利であることを示す材料を集めること」を強調する。改めて労働組合の原点と可能性について目を開かせてくれる。また、日本のエリート最高峰での非正規労働者の使い捨てに待ったをかけたことを「雇用の安定化が研究力を保障する」と説く。これは、雇用の安定化とは労働者の経験の価値を使用者に認めさせること、とも言い換えられる。その意味ではどの職場(民間)でも共通する課題でないでしょうか?労働組合運動って難しい、と思い悩んでいる人にも新たなヒントになるのでは?

【2019多摩地域メーデー実行委員会】
立川市富士見町2-12-10-504(立川自衛隊監視テント村
mail:santamamayday@gmail.com
tel:070-5567-4777(府中緊急派遣村労組・府中労働講座) 070-5451-7010(夜まわり三鷹
twitter:@TamaLocalMayday

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