9月26日(木)
支援最終日は雨。鹿島元気塾マッサージといいたてホームマッサージに分かれて出発。元気塾からの報告は阿部さんにお願いし、いいたての報告。
施術は的野さんと木寺さん。スタッフは林さん。正午までに14名を施術。車椅子からベッドに移すのは職員さんがしてくれる。除染が終わらない状況でホームの入居者と働く人々の苦悩はなお続く。
4回目の施術に皆さんから温かく迎えていただき、昼食はおそばでした。三瓶所長から、福島の老人ホームの避難ルポルタージュの本をいただきました。「避難弱者」東洋経済新報社刊、相川祐里奈著です。その本のあとがきで、三瓶所長は、次のように述べています。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という格言のごとく、政府、各電力会社は再稼働に向けて動き出しています。福島の悲劇を繰り返さない、この記憶を忘れない。そのために、本書が多くの方に読まれることを強く願っております。