府中緊急派遣村

突然の解雇、退職強要、名ばかり管理職、サービス残業、生活保護申請、生活相談など、お気軽にご相談ください。住所、連絡先等はhttps://fuchuhakenmura.hatenablog.com/entry/10931955

2015年年末困り事相談会報告①

※2014年12月13日~14日に行われた年末相談会の一部報告です。13日にスタッフメーリングリストに投稿されました。

 今日、明日と府中緊急派遣村の年末困り事相談会を府中公園で開催しています。2009年から継続しています。
 初日の今日は、専門相談員やボランティアスタッフが40名強参加し、朝8時から炊き出し準備、テント、会場設営を行いました。
 10時、松野村長による相談会開催宣言で開始しました。
 相談ブースは、
①生活相談
②法律相談、3名の弁護士が待機
③労働相談、派遣村労働組合が待機?健康相談として看護師が待機
という4つに設けられ、それぞれに対応出来るようにしています。
 強調したい点は、明日もそうですが、
●弁護士さんが手弁当で駆け付け、本当に親身になった相談、的確なアドバイス。今日は、3名の方が受けていました。
●労働相談では、立川ハローワークの非正規職員で不当にも継続雇用を拒否され、現在、雇い止め解雇撤回訴訟を国に相手取り闘っている行光さんが相談を行っています。同じ境遇に陥った非正規労働者の助けにならんと、今年で4回目の参戦です。心強い相談員です。
●健康相談では、野宿者2名の血圧チェックをしました。2名とも最高最低共に高く、高血圧症と判定できます。医療保護、治療を受けなければ、脳梗塞心筋梗塞のリスクが非常に高いと言えます。
派遣村と共に生活困窮者の支援を行っている、立川さんきゅうハウスや狛江派遣村のスタッフが応援に来ました。立川のスタッフは、月曜日に生活保護申請を予定している多磨霊園の野宿者の聞き取りに同席しました。
●一番強調したいことは、お手伝いをしたスタッフの20人以上が生保当事者でした。野宿している方達の現況を案じて、スタッフの無理な注文を黙々とこなしている点が、その心意気を感じ、頭の下がる思いでいます。自分が困っている時に、手を差し出したのは誰か。今度は自分が出すんだという思いを強く感じます。明日は、今日以上に寒くなると言われていますが、ここ府中公園では、熱気で充満しています。
 明日の炊き出しは、牛丼と温かい野菜汁です。吉野家が値上げせざるを得なかった牛丼を無料提供します。どうか、顔を見せて下さい。新年を迎え、困り事を引きずろうとしている方達の笑顔を取り戻すお手伝いをお願いします。
 ちなみに、本日会場カンパをお願いしたところ、30011円の浄財が集まりました。無駄にせず、困窮者への支援に使用させて頂くと同時にお礼を申し上げます。

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