府中緊急派遣村

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第8次被災地支援①

府中緊急派遣村では4月23日~25日に8回目の被災地支援を行っています。
ブログでは、現地からのレポートを随時アップしていきます。

4月23日(月)①
 マッサージ支援の6名は、車一台で今朝から仮設住宅に入りました。初日午前は、寺内第一仮設。ここは常設のサロンがありすでに来ていた方を含め、9時からの各戸声かけであっというまに、13名が集まりました。常設サロンのやはりボランティアの松野さんが、また来てくれたの、とコーヒーを入れてくれます。
さて、今回初めて宿泊する、農家民宿の小倉さん宅は築90年。転勤族だった旦那さんと6年前に脱サラで始めた民宿。全国各地の候補地から、迷わずここに決めたそうです。しかし、311。以来ボランティアに無料で泊めるボランティアを続け、1年たち継続するボランティアにのみ実費で宿泊提供。
昨夜は、近くの山田神社の例大祭にボランティアで舞を奉納する舞踏家2名と祭事の研究者や準備の学生ボランティアとみごとな家庭料理に囲まれながら宴会となりやがて高木仁三郎さんの話を聞いたことがあるという宿の奥さん交え原発議論。
農家民宿だが椎茸も竹ノ子も柿も葉物以外は高レベルでダメ。地元は誰も作る人がいなくなる。風評被害なんかじゃなく、それ以前の実害、との厳しい言葉が胸に突き刺さる。

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4月23日(水)②
 鹿島区にある山田神社は海辺の、はるか海を見下ろす高台にあり、今日は津波被害の慰霊祭でした。あとかたもない集落跡地を通り抜け見上げる神社の巨大な石碑が津波に呑まれたという。信じられない。避難場所の同じ高さの野球場に逃げた全員40人以上が帰らぬ人になってしまった。同宿した舞踏家の巫女舞は既に終わっていたが、2人は泣いておられた。
午後の仮設にチラシ配布をして寺内第一に戻り、集会所に来るのが困難な90才の方とそのお子さんの部屋に伺ってのマッサージ。午前は19名の方に施術しました。
午後は初めての牛河内第二仮設。ここは常設サロンがないので、順番待ちのお茶と菓子は自前で買い出し。もう10名の待ちに。
午後は、20名の施術でした。初日終了しました。

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