府中緊急派遣村

突然の解雇、退職強要、名ばかり管理職、サービス残業、生活保護申請、生活相談など、お気軽にご相談ください。住所、連絡先等はhttps://fuchuhakenmura.hatenablog.com/entry/10931955

多摩市コロナ困りごと相談会報告1

おはようございます。
多摩市相談会の初日は晴れて暖かく相談日和でした。
たくさんのテント張りは、やはり府中派遣村の出番でした。
相談は15人の方が面談で、それぞれ食料を手土産にしていました。中でも、野宿の方からの相談には、高見さんと市議が直ぐに実施責任のあるお隣りの日野市に同行し2週間後のアパート入居を確かなものにつなげました。労働相談も、三多摩労組と派遣村労組がそれぞれ2件ずつの相談を受けています。また、郵便受けのチラシを見て相談に来られた方がいました。マスコミだけに頼らずポスティングに注力した方針が正しいと思います。
これから最終日の準備開始です。

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第3回コロナ困りごと相談会のお知らせ

電話・面談・メール相談(多摩地域第3回)
多摩市コロナ困りごと相談会
2020年11月2日(月)、3日(火・休)
※両日ともに午前11 時~午後 3 時
生活・労働・法律困り事相談 /女性相談(無料)
■面接相談会場: 多摩市永山北公園(多摩市永山2-5)
アクセス:京王/小田急線 「多摩センター」駅下車・徒歩 5 分
■相談電話番号(通話無料):0120‐021‐013
■メール相談:getover.567@gmail.com
〇面談相談で、必要な方に食料を配布します。
〇両日とも会場に弁護士さんがいます。
〇突然の解雇や、パワハラ・セクハラなどの労働相談も承っています。
 コロナに勝っても、生活:仕事:自粛に負けては大変! じっと耐えて、どこにも相談出来ずに困っている皆さん! まずはご連絡ください。会場でお話を伺うほか、 電話・メールでも対応可能です。《※当日限定》

 

【主催】第3回コロナ困りごと相談会実行委員会多摩市実行委員会
【構成・協力】府中緊急派遣村、府中緊急派遣村労働組合三多摩労働組合、多摩市社会福祉協議会、しごと・くらし サポートステーション、フードバンク TAMA恵泉女学園反貧困ネットワーク
【連絡先:携帯】 090-3910-0334(いぢち) 
【日常相談】0120-021-013 携帯 090-3085-7557(松野) 
【後援】多摩市
【カンパ送り先】郵便振替口座番号 00180-2-632677 加入者名:府中緊急派遣村実行委員会 <注>振込み用紙に必ず「多摩相談会用」と記入してください!

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10月16日のパルパン配布報告

 遅くなりましたが、10月16日パルパン配布の報告をします。

 めっきり朝夕涼しくなってきました。寒暖の差が大きいととかく体調に異変を来します。特に河川敷に住んでいるとなれば、より厳しさが増します。住人はこのような悪環境下に10年以上も住み続け、経験的に慣れてはいるようですが、年齢も高くなれば、身体がついて行けないという事が不安要素かなと思います。

◎河川敷、是政橋3名。配布スタッフ4名。
●配布物。パルパン、ジャム、カップ麺、袋麺、非常用パン、缶入りパン、冷凍ゴーヤ、アルファ米、鍋スープ
●新しい方とは会えませんでした。
●2013年からコストコパン等配布しているK泉さん、77歳からこんな事を言われ、今後パンを含めた支援物資を本人が要請するまで停止する事にしました。
 「ネコが死んだのは、派遣村が届けた食べ物に毒が入っていたからだ。去年から6匹が死んだ。今も毒が入っているかどうか調べながら、自分がたべ、安全ならネコに与えている。信用出来ない。」と、急にまくし立てられました。
 「現在の小屋近くのアパートに生保を受けて住み、毎日ネコの世話をしに通ったら」と提案した矢先でした。
 冷静になるまで、待つつもりです。

◎生活困窮家庭。18家族59名(大21名、18歳以上4名、高6名、中9名、小14名、幼5名)。配布スタッフ、4名。今回、単身女性の方がはずれ、新たに単身の方が対象となりました。色々課題の多い方で充分な支援が必要との事です。
●配布物、パルパン、お米、野菜、果物

◎「あおば」。母子家庭、児童手当て受給家庭、グループホームへ民生委員の方が届けています。

◎国立青柳中洲のO花さん。当日、村に来ましたので、50食分1箱のアルファ米を含めた食品等を手渡しました。パルパンは、有賀市議が届けています。

 

10月2日のパルパン配布報告

10月2日のパルパン配布の報告をします。
急に秋めいて、朝夕は例年通りめっきり冷えて来ました。昨年10月12日の台風19号の被害が頭をよぎります。今年は台風が上陸しない事を祈るばかりです。

◎河川敷、是政橋、3名。配布スタッフ、3名。
●新しい方と会えました。前回、連絡手紙を置いていたので、待っていてくれました。I さん、62歳、四国出身。
★10年前から対岸、稲城の河川敷にテント(■写真)住まいをしながら、建設現場の日雇い仕事、現在は無職。
★昨年台風19号の増水によりテント付近の川の流れが変わり、危険を感じ、5月頃から府中側に移り住んだとの事でした。
★食品等の支援はありがたい、受け取る意向。生活保護を勧めましたが、まだその気にならないとの返事。府中市から河川敷見廻り等の業務委託を受けている「東京オレンジ会」からも誘いを受けたが、やはり断わったそうです。

●配布物。パルパン、ジャム、小袋入りアルファ米、非常時ビスケット1斗缶、ペットボトル、塩漬けゴーヤ、コーラ、カレー、あん肝等(■写真)

◎生活困窮家庭、19家族、59名(大人22名,18歳以上4名,高6名,中9名,小12名,幼6名)。配布スタッフ、2名。
●今回から、一人住まいの方が増えました。
●配布物。パルパン、お米

◎国立青柳中洲、1名、O花さん。いつもの様に金曜日に来ましたので、上記是政橋の方と同じ食品を手渡しました。

⦿「多摩市コロナ困りごと相談会」開催のお知らせ
★11月2~3日
★会場は、「多摩市永山北公園」。「永山駅」から、南に向かい、徒歩7~8分

◎ 写真
①今回配布した、カレーとあん肝。2品とも、前日調理。カレーは傷みやすいので、ジャガイモは入れず、粗熱をとって、冷蔵庫に一晩保管。
②是政橋の新しい方のテント。これから本人が希望するものを渡すつもりです。

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2020多摩地域メーデー秋の講演

2020多摩地域メーデー秋の講演
アフター・コロナ時代における社会運動を考える
労働組合の可能性とその再生に向けて

【日時】10月3日(土)13:30開始
【場所】ルシーニュ6階(京王線府中駅南口)市民活動センタープラッツ・第5会議室
【資料代】500円

【講師】
兵頭淳史さん(専修大学教授)
■講師プロフィール■
1968年大阪生まれ。九州大学法学部卒・同博士課程単位取得。九州大学助手、専修大学講師・准教授等を経て、現在、専修大学経済学部教授、NPO法人ワーカーズネットかわさき代表。専門は、労使関係、労働運動史、賃金制度論など。著書・論文:『図説・労働の論点』(共著、旬報社、2016年)、『現代労働問題分析』(共著、法律文化社、2010年)、「戦後70年の労働運動と社会運動ユニオニズムー日本における伝統の検証とその再生のために」(『季刊・経済理論』52巻4号、2016年)他。
https://researchmap.jp/hyodo/

★「アフターコロナ」の情況下、新型コロナ感染症と、それに抗する社会的な連帯と協同の営みについて、労働組合がどう
社会的な役割を果たせるのかが問われています。
★既存の連合などのナショナルセンターが無力な存在となる中、コミュニティユニオンやさまざまな地域の労働組合や市民が、新型コロナ感染拡大による休業や失業などの問題に全力で対応しています。
★講演では、こうしたコロナ禍の中での新たな連帯と労働組合の可能性について共に考えていきます。

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9月18日のパルパン配布報告

9月18日パルパン配布の報告を致します。
やっと、朝夕に秋の気配を感じる今日このごろです。ただ、当日配布した時間帯は、多少の風があるも蒸し暑い陽気でした。
● 河川敷では、面談はしていないが、今日から一人(是政橋、60代)増えました。
●困窮家庭では、府中市内の子ども食堂の紹介で、4名のお子さんがいるシングル家庭の配布が始まりました。

河川敷、3名。配布スタッフ、3名。
●配布物。パルパン、ジャム。塩漬けゴーヤ、冷凍2Lペットボトル×3本。コーラ、コーヒーボトル、小袋入りアルファ米、塩分チャージ2種。
*ゴーヤ入りマカロニサラダ。マヨネーズには、ワサビを入れています。「みんなの村」の畑では、ゴーヤを植えています。今年は既に80本近く収穫出来ました。塩で揉んで冷凍にしたり、ゴーヤチャンプルにしたりして、3人の河川敷住人の方に届けています。
● 新しい方を訪ねましたが生憎留守。「第1_3金曜日の11時頃に配布」という手紙を置きました。今後の要望等を伺い、本人に一番適した支援を考えたいと思います。
● 河川敷には、「熱中症対策」として、7月から毎週
金曜日には必ず「冷凍ペットボトル、ゴーヤ、清涼飲料水、塩分補給アメ」を届けています。

生活困窮家庭。18家族、58名(大人22名、18歳以上4名、高5名、中9名、小12名、幼6名)。配布スタッフ、4名。
● 配布物、パルパン
●今回から、シングル家庭が増えました。
☆ 「4/28_29コロナ困りごと相談会in府中」以降、5家族15名のシングル家庭が増えました。ギリギリのところで頑張っている方に「コロナ禍」が直撃している事がよく分かります。

◎ 「あおば」。地域の民生委員の方が、母子家庭、グループホームへ届けました。
◎ 国立青柳中洲、1名。本人が、金曜日に村まで来ますので、アルファ米、塩分チャージ、清涼飲料、塩漬け冷凍ゴーヤ等を毎回渡しています。尚、パルパンは、有賀日野市議が届けていますので、その報告を参照して下さい。

■ コロナの影響がささやかれ始めた2月_3月以降の派遣村への生活相談者は、18名。生活保護に関する相談者は、16名。内、生活保護を申請した方は、15名(居所無しは13名、在宅からの申請は、2名)。
居所無し(いわゆるホームレス)13名が、2週間の待機期間をホテル、ネットカフェで過ごし、現在全員アパート住まい。府中市10名、東村山市調布市国立市各1名。
● 写真は、「みんなの村」で獲れたゴーヤ。

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ポケット労働法を読む

ポケット労働法を読む
9月6日(日)13時~
府中市中央文化センター第3会議室
参加無料
※参加者にはポケット労働法2020を進呈します。

 現在、新型コロナを口実とした解雇や雇い止め、退職勧奨、パワハラ、セクハラなどが起こっています。
 労働法について優しく紹介した『ポケット労働法』(発行:東京都)を使い、これらへの対抗の仕方を説明します。労働法は、正社員、派遣、アルバイト、パートなどの働き方に関係なく、全ての働く人、企業に適用されます。
 Q&A方式で労働法について知り、企業の不正から身を守りましょう。
 初めての方、歓迎!ぜひご参加下さい!

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