府中緊急派遣村

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23次福島支援報告初参加と新聞記事‏

今回、初参加した方は、施術者が北牧さん、派遣村から小野さんのお二人。すばらしい活躍でした。
北牧さんから早速「感想」が届きました。また、浜名さんから「3日に福島民報に紹介記事が載りました」とメールに添付してくださいました。
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私はあんまマッサージ指圧の資格を有する視覚障がい者です。
企業内で従業員を対象に施術をする仕事をしてきましたが、現在は開業しています。
スケジュールがある程度調整できる様になった今、友人が声をかけてくれたことがきっかけで、3月30日から三泊四日で今回のボランティアに参加させていただくこととなりました。
当然東日本大震災の被災地のことはテレビなどで観ており、皆様心身ともに疲労しているのではないか…何かお手伝いできることがあればいいな…と思いつつ、募金させていただくくらいしかできずにいたところで、とにかく嬉しく、何も考えずにすぐに参加を決めました。
ボランティア論など私にはわかりません。ただただ自分の有する資格でお手伝いできるのならこんなに嬉しいことは無い、私たちは患者様に成長させていただく職業、勉強させていただきたい!と言う気持ちのみ、とにかく楽しみにしていました。
本番が近づくにつれ、自分に勤まるだろうか?初対面のボランティアの皆様の中でやっていけるだろうか?そんな不安でいっぱいになりましたが、いざ合流すると、皆様温かく心豊か、すぐに居心地良い場となりました。
あんなに不安だった施術も、先輩の様子を拝見し、患者様たちとの会話の中、すぐに「【施術者としての】ありのままの自分でやるのみ」という当たり前なことを思い出し、楽しくて、感動的で、刺激を沢山いただき、不安だったことなど忘れていました。
短時間でも施術させていただき、様々なお話をうかがい、共に笑ったり、ときには涙が出そうになったり…
無料である、ということもあると思いますが、「楽になった」、「軽くなった」、「気持ち良かった」と喜んで下さる患者様たちを見て、疲れが吹き飛び、私の心はどんどん元気をいただいていった様に感じました。
とはいえ、皆様ストレスを抱え、心身ともに疲労困憊しておられることを心身で感じました。
また、サポートしてくださった皆様のおかげでスムーズに快適に動くことができ、感謝しています。
日中は施術、夜はボランティア隊で意見交換や反省会。
三日目の夜は、明日で帰ることが寂しく、また皆様が快く受け入れてくださったことが嬉しくて…ETC…様々な感情が交錯し、涙が出ました。
充実した、濃くて有意義、学びいっぱいの貴重な経験をさせていただきました。
ここまで積み上げていらした諸先輩たちに敬意を表しますとともに、関わってくださった全ての皆様に心から感謝申し上げます。
本当にどうもありがとうございます。
日常に戻り、何気なくついているテレビニュースなどを観て、表現しがたい違和感を感じています。
北牧 希羊子

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