府中緊急派遣村

突然の解雇、退職強要、名ばかり管理職、サービス残業、生活保護申請、生活相談など、お気軽にご相談ください。住所、連絡先等はhttps://fuchuhakenmura.hatenablog.com/entry/10931955

第22次被災地支援報告

随分と遅くなりましたが、第22次被災地支援の報告です。
スタッフメーリングリストに投稿されたものを転載します

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【11月1日】
 なかなか暇なく
 今は、すでに帰路の川俣町。
 先ずは昨日の報告。
 雨の中、行楽渋滞をやっと抜け、佐野サービスエリアでトイレ休憩。
 初参加のマッサージ師さん3人と的野さん。スタッフの舛田さん、横田さん。二台の車の運転手は水澤さんに松野。総勢8人と盲導犬プーちゃんの参加です。新人は、高橋さんに早川さん、和歌さん。早川さんには盲導犬のプーちゃんが寄り添い参加。二本松インタを出て、道の駅で昼食。今日の施術先の友伸仮設住宅に2時すぎに到着。なんと、すでに10人以上が集会所にて待ちかまえていた。4人は直ぐにはじめますよ、とスタッフに準備をうながさす。先ずは写真をごらんあれ。

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【11月2日】
 支援2日目は快晴。支援先はボラセンから歩いて行ける西町仮設住宅集会所。ここも、サロンが常設されていて、担当の方が積極的に各部屋を回って、マッサージしませんかと声をかけてくださり、日曜日で在宅の方も多く、直ぐに集会所は満室状態。プーちゃんもアイドル状態。新人3人は、直ぐにスタンバイ。僕と舛田さんは、舛田さんが杉並で続ける南相馬支援コンサートのカンパ先にしているNPOあさがおに、代表の西さんを訪ねる。来春にはしょうがい者支援新規事業も立ち上がるそうで忙しくしている西さんは、それでも継続している私たちの支援に感謝の気持ちを表してくださった。
 今日も訪問マッサージに出向く高橋さんに同行し、終えて帰ると集会所では早川さんが盲導犬講座の最中。施術を終えた皆さんが時おりプーちゃんに目線を移しながら熱心に話しを聞いていました。
 さらに、初参加の和歌さんは劇団の看板女優で派遣村の大橋さんをよく知っている人だったことが判明。
 昼にはボラセンに戻り、一泊2日のハードな日程でしたが、常設サロンがある仮設を選んでいただいた濱名さんに、プーちゃんと楽しく一晩を過ごした青田さんとお子さんの紬ちゃんに感謝とお礼を伝え帰路につきました。4人が施術した方は、初日が24人、日曜が17人でした。新たなマッサージ師さんと盲導犬の初参加で様々な不安を取り越し苦労と安堵させた3人の明るさ、心の強さを感じた支援でした。プーちゃんを乗せて走り続けた水澤さん、ガイドと受付の舛田さん、取材と受付に痛む首をおして参加した横田さん、みんなで乗り切った2日間でした。帰路の飯舘村のあちこちに積み上げてある汚染トンパックを見ながら、背中に過ぎた八木沢峠のおくににある南相馬鹿島区だけでも、いまだに封鎖されたふるさとを思いながら仮設住宅で3回目の冬を越す人々が2000人います。
 地震の被災地で原発の被災者の冬の仮設暮らしのつらさを思うと、原発再稼働など許せるはずありません。凍結する峠越えの不安から、南相馬支援は来春に持ち越されます。
 森さんたちは、冬には東京で支援をと、11月30日には朝鮮文化とふれあうつどいの府中公園でワンコインマッサージ支援を、来春2月1日には府中グリーンプラザで南相馬支援のつどいを開催します。以上

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