府中緊急派遣村

突然の解雇、退職強要、名ばかり管理職、サービス残業、生活保護申請、生活相談など、お気軽にご相談ください。住所、連絡先等はhttps://fuchuhakenmura.hatenablog.com/entry/10931955

第11次被災地支援②

11月1日(木)

支援2日目の朝は快晴。5時半に吉田さんが愛犬はなちゃんと散歩。小倉さんが線量高く口には出来ない椎茸を手にする。ラジオでは、今年の柿も食べてはいけないと言っている。
マッサージ支援メンバーは農家民宿から25キロ離れたいいたてホームに9時に到着。
作業グループは宮崎車のパンクタイヤ交換からスタート。
マッサージは、昨日2時間で17名を施術。今日の午前中は20名。
このホームには現在87名の入居者が暮らし、74名の職員が働く。
なぜ避難しなかったのか。これまで公表しているホームの説明によると、全員そっくりの移住先を自ら懸命に探したが自力では無理だった。分散避難を望む方はなく、苦渋の選択としてここに残ることにした。反対した利用者は一名いたが、1ヶ月後に戻り、職員も大半が残った。室内の線量は幸い低く基準以下だが、室外には今も出ない。除染を一度したがまだ高い。再度の除染に国は応じていない。もちろん、職員は福島や原町などの仮設や借り上げ住宅に避難しながら一時間以上かけて通勤している。
詳しくは横田さんからのレポートに任せてたいが、やはり、ここに居るべきではないと思う。しかし、ホームや職員、当事者の自力ではここにいるしかないのだろう。政府や東電がそっくり移住、通勤可能な場所に新築すべきだろう。野田よ、政府よ、無人島買う前にここに金を出そう。
午後は、摩利按世さんからの、心のふるさとをプレゼントする。

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