府中緊急派遣村

突然の解雇、退職強要、名ばかり管理職、サービス残業、生活保護申請、生活相談など、お気軽にご相談ください。住所、連絡先等はhttps://fuchuhakenmura.hatenablog.com/entry/10931955

第10次被災地支援報告①

9月11日(火)
【1】
朝8時に集合し、全員7名元気に出発しました。今回は派遣村吉田太一さんが小高地区に入る活動に積極的に参加されました。マッサージ支援と合わせがんばります。また、多摩コムの横田さんも踏み込んだ取材に意欲的参加です。写真は最初の休憩地の蓮田です。   

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【2】
無事に南相馬市鹿島区ボランティアセンターに到着。途中、飯館村の役場と老人ホームを訪問。役場は閑散として留守番なのか、中には2人の姿が。隣りの老人ホームは、横田さんのご友人が施設長をしていて歓迎を受けました。ホーム玄関前で高見さん持参の線量計は、なんと3.5を示す。
ここに、今でも平均年齢84才の利用者さんが80名暮らしている。夜勤の4名と職員の方々は皆さん通勤しているという。高線量の地に暮らす方々のわけはそれぞれとしても、施設としてここに在る理由はいったい何んなのか。政府による放置、棄民が頭を過ぎるが、懸命に生き、それを支える職員の皆さんの覚悟を思えば口にはできない。職員さんに、これまで的野さん森さんのようなマッサージ支援があったか尋ねたが、うーん、話は何回かあったが実現していませんとのこと。次回はここに来よう、と決めたのは的野さんたちであった。
ホラセンへの挨拶を終え、小倉民宿につき、吉田、高見と三名は明日からのマッサージ支援先の仮設にチラシ配布をし、小倉さんご夫婦の真心こもった夕食を囲んだ。   

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【3】
活動初日は快晴で真夏の暑さ。小倉民宿で秋の音色を子守歌にしてぐっすり。目覚めは4時の一番鶏、総勢7名は元気に鹿島ボランティアセンターに向かいます。上の写真は、仮設に追加設置中の物置。南相馬の仮設全戸分を作るという。不便な場所、狭い部屋に暮らす人々にとって必要な物置、しかしそれはこの暮らしが長期化することへのあきらめの置き場のようでもある。   

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