府中緊急派遣村

突然の解雇、退職強要、名ばかり管理職、サービス残業、生活保護申請、生活相談など、お気軽にご相談ください。住所、連絡先等はhttps://fuchuhakenmura.hatenablog.com/entry/10931955

5.24「大相談会」報告集会&府中緊急派遣村労働組合結成大会

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 5月24日に、4月18日~19日の大相談会の報告と、府中緊急派遣村労働組合の結成大会を行ないました。開始時は小雨が降っていましたが、生保獲得に向けて闘ってきた方や解雇撤回闘争をしている方などの当該を含め、50名を越す人たちが参加しました。

 村長の挨拶の後、相談会の報告や今後の闘いの課題などについての提起。寒くなる前の秋に再び大相談会を行なうこと、派遣村連続講座の提起などがされました。さらには月一回の食事交流会を持つことが確認されました。
 次に、相談会に来て、現在は生活保護を受けてアパートに入居した方たちそれぞれからの報告がされ、その中には「相談をしてアパートで生活できるようになった。生活が良くなったら、今度は同じような境遇の人たちの手助けをしたい。」といった発言も聞かれました。
 休憩前のフリートークでは、ボランティアで参加された方の発言も。「派遣村連続講座はどんな内容をやりたいか」という発言には、生保取得の為のノウハウや企業との団体交渉のやり方、外国人労働者の現状についての学習などの提案が。なぜ労働者は団結するのか、権利とは一体何かといった根本的な問題も考えたいといった意見も出ました。

 休憩を挟んで、後半は府中緊急派遣村労働組合結成大会。
 組合自体の結成は4月22日でしたが、これは緊急を要する案件があったためです。その後団交を続けながら都の労働委員会に届出をして、現在審査を受けているところです。派遣村に関わってきてくれた人たちに確認をして貰う意味で、この日に結成大会を開くことになりました。
 執行委員長の結成アピール(http://blogs.yahoo.co.jp/peace19th/17193735.html)の後、役員の選出。そして解雇撤回闘争に取り組む当該からの報告がありました。支援要請や、会計に関する報告や提起、フリーター全般労働組合からの連帯のアピールなどがありました。
 会計に関しては、当面
 ・組合費は月500円を一口とすること(何口でも可)
 ・当該や収入の無い人はこの限りではないこと
 ・賛助会は置かないがカンパは受け付ける
 といったことが確認されました。
 集会の終わりころには大相談会当日にそれを報じたNHKのニュースも上映されました。最後は「団結ガンバロー」と皆でシュプレヒコールをあげて、集会は終了しました。

 集会後は皆で弁当を食べながらの交流会。ちょうど相撲の5月場所の千秋楽だったので、参加者が持ってきていた携帯電話のワンセグ放送で盛り上がっている人たちもいました。


 この日は生活相談もありました。実行委員と本人との話し合いで都内の別の自治体でアパートでの生活保護を申請し、良い結果が得られそうです。

 府中派遣村のたたかいはまだまだ続きます!