府中緊急派遣村

突然の解雇、退職強要、名ばかり管理職、サービス残業、生活保護申請、生活相談など、お気軽にご相談ください。住所、連絡先等はhttps://fuchuhakenmura.hatenablog.com/entry/10931955

多摩労務管理事務所闘争 5.29八王子報告集会のお知らせ

社労士事務所による 2人の組合員解雇・違法な組合つぶしを許さない!
田中さんの「解雇無効」「賃金支払い」仮処分決定を勝ち取ったぞ!
5.29八王子報告集会

日時:5月29日(土) 午後1:30〜4:30

会場:JR八王子駅南口 貸会議室

八王子市子安町1-3-10 八王子駅南口交番向かい側 「やきとり金太郎」の上 3階

資料代: 300円

特別報告:「仮処分決定の内容と画期的な意義について」

原告代理人 荒木昭彦弁護士・土田元哉弁護士

当該からのアピール: UNION No.6 田中さん・坂根さん

発言:支援共闘会議 郡司實代表 / 連帯アピール 他

 八王子市の社会保険労務士事務所「多摩労務管理事務所」に勤務する田中さんは、会社内のパワハラの横行に対して2017年、労働組合「UNION №6」を立ち上げました。しかし、代表取締役・高橋所長は、一貫して組合を敵視し、組合潰しを目的に、労働委員会で不当労働行為の審理中であるにもかかわらず、2020年1月突然田中さんを解雇し、さらに組合員である坂根さんに対して繰り返し懲戒処分を下し、2020年12月に2人目の解雇を強行しました。

 2人は、解雇無効の裁判を起こし、本年3月東京地裁立川支部は、「田中さんの解雇は無効」「一審判決まで賃金を支払え」との仮処分決定を出しました。本件解雇が違法であり無効であるとの判断を裁判所が示した画期的な意義と今後の裁判闘争の展望を原告代理人からお話ししていただきます。


主催:多摩労務管理事務所闘争・支援共闘会議/府中緊急派遣村労働組合

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労働講座 知ってるようで知らない学生の困窮

■労働講座■

知っているようで知らない学生の困窮 学生のリアルを聞く

日時:5月21日(金)18:30~(開場18:00)

場所:市民活動センタープラッツ 6F第5会議室

資料代 300円

コーディネーター:東浩一郎(大学教員)

※都内4大学の学生に大学と学生の現状を聞きます

YouTbe配信申込み(問い合わせ)先:azumarv@gmail.com(東)

※資料代は、PayPay、LINE Pay、au Pay、メルペイの送金機能でお支払いください。メールでご案内します。


 都内の大学では、昨年3月の突然の一斉休校をへて、緊急事態宣言に振り回されるように対面授業とオンライン授業が繰り返されています。
 一方で、飲食店を中心にアルバイトが激減し、生活苦から退学せざるを得ない学生も出ていると報道されています。
 実際のところ、どうなのか。現役の学生の生の声を聞き現状を共有し、何ができるのか、何をなすべきなのか、一緒に考えてみたいと思います。
 お気軽にどうぞ。YouTube配信も行います。

 

主催:府中労働講座・府中緊急派遣村労働組合

連絡先:村上(070-5567-4777)

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2021多摩地域メーデーのお知らせ

2021多摩地域メーデー

★コロナ解雇・賃金未払の強制休業を許さない!

★「緊急事態宣言」の罰則化に反対!

外国人労働者への差別をやめろ!

野宿生活者の排除をやめろ!

★留学生・朝鮮学校への差別反対!

★5兆7千億円(補正込み)の巨大軍拡防衛予算許さない!

東京オリンピックは延期でなく中止を!

生活保護は権利だ!躊躇なく活用しよう!

★資本主義をぶっとばせ!

 

★4.25講演集会
「韓国労働運動の歴史と現在(いま)-独裁から民主化へ、さらにその先へ」
■日時:4月25日(日)13:30開始
■場所:東京都府中市ルシーニュ6階 市民活動センタープラッツ・第3会議室
■資料代:500円
■講師:金元重さん
【講師プロフィール】金元重(キム・ウォンジュン) 元千葉商科大学・人間社会学部教授(専門は「アジア経済・社会論」「開発経済学」) 法政大学卒業後、ソウル大大学院に留学していた1975年、朴正煕政権の維新体制下、KCIA(韓国中央情報部)に「学園浸透スパイ団」ででっち上げ逮捕・投獄され、7年間の獄中生活を強いられる。2012年再審無罪判決を獲得。民主労総関係の翻訳など、労働運動の実践にかかわる研究を続ける。主要論文『現代自動車労働組合の産別労組への転換が意味するもの』(2007年)など。

YouTube配信も予定しています。視聴をご希望の方は連絡先までご連絡下さい。当日までに配信用URLをお知らせします。

 

★5.1デモ
■日時:5月1日(土)15:00集合
■場所:立川・曙一丁目公園(JR立川駅北口徒歩6分)

 

主催:2021多摩地域メーデー実行委員会
連絡先:国分寺市南町2-6-7丸山会館・2F5号(三多摩労法センター)
    suntamamayday(あっと)gmail.com(実行委、「あっと」を@に置き換えて送信ください)
    070-5567-4777(府中緊急派遣村労組)/090-8430-2858(立川テント村)

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4.26多摩労務管理事務所社前行動ビラ

裁判所が解雇無効の判断!

高橋所長は謝罪して二人の組合員を職場に戻せ!

 

●仮処分 解雇無効と裁判所が判断

 多摩労務管理事務所で働く労働者の皆さん、近隣住民の皆さん!

 去る3月24日、東京地裁立川支部は、多摩労務管理事務所などに対して田中委員長の解雇の無効を認めて毎月賃金の支払いを命じる仮処分決定を行いました!

 田中委員長が解雇無効を求めた本訴裁判と並行して行われた仮処分申請に対して会社側は膨大な資料を裁判所に提出しましたが、裁判所は会社側の主張を一切認めないばかりか、会社の証拠を逆に「取り上げるまでもない些細なことまで否定的な評価を付して」上司に報告させていたことなどを認めました。こうしたことからも、会社は組合を結成した田中委員長を組合つぶしのために連日監視し敵視してその挙句に理由のない解雇を強行したことが、ますます明らかとなりました。


●田中委員長が勇気を振り絞って労組を結成したことが事の始まり

 そもそも、ここ八王子で社労士業を営む多摩労務管理事務所は、パワハラが日常的に横行し退職者が後を絶たない程でした。田中委員長は、そうした職場環境の改善を図るべく2017年に労働組合UNION NO.6を結成し、会社と団体交渉を重ね、八王子労働基準監督署に対しては、いくつも労基法違反があることを内部告発してきました。

 しかし会社はこの労働組合が気に入らず、田中委員長のみ社内会議に出席させない、田中委員長以外の正社員全員を昇級させる、田中委員長や坂根組合員への嫌がらせ配転を繰り返す、監視カメラや他の従業員を使うなどして日常的に組合員を監視し些細な注意を繰り返すなど、高橋所長の娘婿の西重副所長を先頭にあらゆる組合弾圧を重ねてきました。こうした組合員に対する不利益な扱いや、支配介入は、労組法違反で、憲法で保障された労働者の権利を侵害するものです。

 私たち労働組合UNION NO.6は、府中派遣村労組と共にこうした会社の組合つぶしと闘うために2017年から東京都労働委員会に救済の申立を行い、現在も救済命令を勝ち取るべく奮闘しています。


●組合つぶしのための懲戒処分・解雇を連発!

 そしてついに会社は業を煮やし、嫌がらせにへこたれない田中さんや坂根さんを辞めさせるために、あきれ返るほどの些細な理由を強引に並べ立てては、不当な懲戒処分(出勤停止など)をなりふり構わずに連発した挙句に、ついに昨年、2人の組合員の解雇を強行しました。どのように取り繕っても組合つぶし、組合員排除のためのデッチ上げ解雇に正当な理由があるはずがありません。私たち労働組合は、すかさずこの不当な解雇と闘うために東京地裁立川支部に裁判を起こしました。裁判の傍聴には毎回多くの支援の仲間が駆けつけ、不当解雇を許さない共感と支援の輪が広がっています。

 顧客会社に労働法を遵守させるはずの社労士会社が、こうした違法な組合つぶしのための露骨な懲戒権・解雇権の濫用を平然と重ねる事は、社会的にも決して許されるものではありません!裁判所の解雇無効の仮処分判断はまったくもって当然です。本訴裁判勝利に向けて皆さんの支援を訴えます!

 

●会社は組合に謝罪し2名の組合員を職場に戻せ

 多摩労務管理事務所・高橋所長とその娘婿の西重副所長は、これまでに私たち労働組合を潰すために多くの時間と財産を費やし続け、従業員を動員してきました。この間、組合つぶしに明け暮れる会社に失望し嫌気が差して辞めていった労働者は、数え上げればきりがありません。

 しかし今回、仮処分決定とはいえ、裁判所は会社の主張をすべて退ける厳しい判断を下しました。多摩労務管理事務所ら会社経営は、自ら行ってきた違法不当な組合つぶしの為の懲戒権・解雇権の濫用、不当労働行為を認めて逃げることなくこの争議に向き合い、いまこそ争議解決の決断を行い、心から謝罪して田中・坂根両組合員を一刻も早く職場に戻すべきです。

 会社への抗議の集中とご支援を改めて訴えます!

 

【解説】不当労働行為とは・・・?

 憲法で保障された労働三権団結権・団体交渉権・団体行動権)を守るための労働組合法で、会社が労働組合に対してやってはいけないことを「不当労働行為」と決められています。

 大きくは、

1.労働組合を作ったり(社外の労働者でも二人から結成できます)加入したりしたことを理由に、昇給させない、解雇するなど不利益な扱いをする事。

2.組合と話し合わなかったり(団体交渉の拒否)、不誠実な対応をする事。

3.組合員を孤立させたり、別の組合を作らせたり、組合員以外の労働者に組合の悪口を吹聴したり、お金を出したりして組合の力を弱めたりつぶそうとしたりする事(支配介入)。

など。

 これらがあった時は、公の機関である「労働委員会」に救済の申し立てをして、裁判形式で審査されます。

 ここで不当労働行為が認められると、「救済命令」という行政命令が出されます(例えば、「解雇を白紙にして労働者を職場に戻して、謝罪文を掲示しなさい」など)。

 これらの法律や制度に守られているので、立場の弱い労働者でも安心して労働組合に加入できるのです。

 

【抗議先】

東京都八王子市寺町1-1

多摩労務管理事務所

(株)高橋賃金システム研究所

(株)高橋給与計算センター

所長・代表 高橋邦名

TEL:042-627-0521

FAX:042-627-0528

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4.26多摩労務管理事務所社前行動

4月26日に多摩労務管理事務所に対し、抗議申入れと社前行動を行いました。その後、JR八王子駅前へ移動し駅頭情宣と会社周辺へのポスティングも行いました。平日日中の行動にも関わらずおよそ30人が結集し、行動をやりきりました。

レイバーネットにも取材をして頂きました。ぜひご覧ください。

★レイバーネット記事

http://www.labornetjp.org/news/2021/0426hatioji

★当日の様子と当該二人へのインタビュー

youtu.be

2021多摩地域メーデー賛同のお願い

2021多摩地域メーデー実行委員会にご賛同を!

★賛同金は一口1,000円です。

★賛同用紙をこちらからダウンロードしてください。

【呼びかけ】
●昨年11月、渋谷区のバス停で野宿生活をしていた女性が近隣の住民に殺されました。殺された女性はスーパーの試食販売員で、コロナの影響で試食販売が姿を消して以降、仕事を切られ、住居を失い、路上生活を強いられました。政府が計上する「コロナ失業者」が8万人ですが、統計上現れない非正規雇用労働者の実質失業者は、女性だけで90万人以上いると推定されています(2021/1/16『東京新聞』)。

●コロナ禍は、人々の労働を、生活を直撃しています。しかし、その現われ方は人によって全く異なります。人類がコロナ禍にみまわれて以降、世界の労働者の仕事は17%減少し、総賃金は11%減少したといわれています(ILO推計)。しかしその一方、世界の大富豪上位2000人の資産の合計は、なんと27%も増えているというのです!(2020/10/8BBC)コロナは、富める者をますます富ませ、貧しき者をますます貧しくさせているのです。

●格差の問題だけではありません。国や自治体の「救済策」も、ナショナリズムと排除に貫かれています。学生支援給付金は、留学生は成績優秀者に限定され、朝鮮大学校の学生は全面排除。野宿者は10万円の一律給付も受け取れず、「夜の街」批判に疲弊する性風俗業は持続化給付金から除外されました。技能実習生などの外国人労働者は真っ先に解雇され、滞在資格を失い、苦境にあえいでいます。

●コロナ禍は日本社会の差別と排他性、搾取構造を浮き彫りにしました。はっきりとそれが見えている今、いまだからこそ、それらを批判する声を上げなければなりません。「感染防止」号令の前に、既成のナショナルセンター春闘メーデーもあやふやにしつつある今、いまだからこそリモートを離れて街頭に登場しましょう!
多摩地域で働く皆さん、生活する皆さん、そして全ての皆さん!5月1日はメーデーの日。世界の労働者が苦境を分かち合い、団結と連帯を確認する日です。「2021多摩地域メーデー実行委員会」の活動に、ご賛同・ご参加ください。

 

★コロナ解雇・賃金未払の強制休業を許さない!

★「緊急事態宣言」の罰則強化に反対!

外国人労働者への差別をやめろ!

野宿生活者の排除をやめろ! 

★留学生・朝鮮学校への差別反対!

★5兆7千億円(補正込み)の巨大軍拡防衛予算許さない!

東京オリンピックは延期ではなく完全中止を!

生活保護は権利だ!躊躇なく活用しよう!


多摩地域メーデー実行委員会・連絡先】

国分寺市南町2-6-7丸山会館・2F 5号(三多摩労法センター)
suntamamayday(あっと)@gmail.com(実行委 「あっと」を@に変えて送信下さい)

070-5567-4777(府中緊急派遣村労組) 090-8430-2858(立川テント村)

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3月19日のパルパン配布報告

3/19のパルパン配布の報告をします。

18日に「えるぶ」さんが、クッキーを持って来ました。子ども達にとっても自粛生活はストレスがたまるのでしょうか !?

てっちゃんは、「府中、府中」と言い、日向子さんは、「カレー、目玉焼き」と言うそうです。ちゃんと覚えていて、府中に行きたい意思を伝えてくれるのはありがたい事です。6年も交流が続くと大切な習慣となるものです。

同行スタッフの堀内さんや大野さんは、消毒、マスクには最大限の注意を払っています。

 

◎ 河川敷、是政橋2名。配布スタッフ、3名。

● 配布物。パルパン、ジャム、50食分アルファ米、お菓子、手作りカレーとご飯、非常時パン等

★ 河川敷状況

*やっと暖かくなり、過ごしやすくなったとホッとしてる感じでした。

* 新しい小屋があると言う情報があり、下流に向け探索に行きました。写真報告参照。

 

◎ 生活困窮家庭。19家族64名(大人22名、18歳以上4名、高6名、中8名、小17名、幼7名)

配布スタッフ、4名

● 配布物。パルパン、「えるぶ」のクッキー、3日分緊急食料リゾットセット、タマゴ、お菓子

*「えるぶ」のクッキーが復活して大喜びだったそうです。タマゴも好評でした。

*嬉しい卒業です。そのご家庭にパンが届けられたのは、お子さんが中学生の時。ほとんど不登校状態。それでも高校に進学後は、通学の事や学校行事、またアルバイトをしていることなどを話してくれるようになりました。

そして高校卒業。したい事も見つかり、夢を語ったそうです。

保護者は、「高校を卒業。パンも卒業します。今までお世話になりました。ありがとうございました。」との感謝の挨拶が有りました。

 

◎ 「あおば」。地域民生委員の方が配布。

グループホーム、困窮家庭、母子家庭。

● 立川社協から頂いたTシャツ、L、LLサイズ各18枚を手渡しました。大変喜ばれました。

 

◎ 国立青柳中洲、1名。

● 是政橋の方達とほぼ同じです。パルパンは、有賀日野市議が配布しています

 

● 写真説明

稲城大橋より上流に設置された小屋(1/25付け国交省の通知文が貼付)。人が寝起きしているのではなく、農機具の保管場所と推測。2019年10月の台風以前には、この周辺には畑がありましたのでその方のかなと思います。

★ 小屋のバックには、稲城大橋

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